イントロダクション

我ら自転車課へかせられた、時空を越えたミッション!それは私の夢へと交差する!

主人公の赤松雀(すずめ)は、市立図書館“自転車課”(自転車で図書を配達する)で働いている。彼女の夢は小説家だったが、いつしか書くことへのチャレンジをやめていた。一方、街では「宇和島伊達400年祭」を目前に控え、その準備に沸いていた。中でも祭りの目玉は、姫の復刻衣装の披露。しかしその元となる肝心の宇和島藩「刺繍図録」が図書館で紛失している事が発覚! 同僚の岡崎とハナ、いまこそ彼ら自転車課が一丸となって解決へと漕ぎだす時! だがそんな中、自転車課の廃止案が浮上してピンチに拍車がかかる。はたして刺繍図録は見つかるのか!? 図書館自転車課の存続は!? そして、がむしゃらに走り続ける雀は、新たな小説執筆へ歩み出すことができるのか!

“宇和島伊達400年祭”を背景にまさに今しか誕生しえなかった歴史+青春スペクタルムービー!!

本作の舞台は、今でもお殿様が存在する珍しい街、愛媛県宇和島市。歴史を大切にしている地元の壮大な「宇和島伊達400年祭」。そこで必要な書物の行方をめぐり繰り広げられる歴史ロマン・爽やか青春ムービー。この地方の独特に温かな人々の気質が作風の支柱となっている。宇和島市立図書館“自転車課”で働く赤松雀役に『進撃の巨人』『祖谷物語 -おくのひと-』など着実に演技のステージを挙げてきている武田梨奈。その同僚で元ロードレーサーの岡崎賢一役を名古屋発大人気ユニットBOYS AND MENのメンバーでパティシエ経験を持つ小林豊。雀の家族や仲間には、内藤剛志、岡田奈々、目黒祐樹、赤井英和など豪華俳優陣が脇を固める。そしてキーマンとなる初恋の人を戦争で失ったまま孤独に暮らすトメ役は、吉行和子が演じる。オリジナル脚本を手がけメガホンをとるのは、『ライトノベルの楽しい書き方』、『瀬戸内海賊物語』、『ポプラの秋』の大森研一(愛媛県出身)。

植村花菜  書き下ろし! 主題歌『ただいま。』

「トイレの神様」の植村花菜が映画の主題歌を提供するのは4年ぶり、実写映画では2005年以来となる。本作の持つ豊かなイメージと楽曲がもつノスタルジックな世界観がコラボする!

© 2016「海すずめ」製作委員会(ウサギマル キングレコード アークエンタテインメント)

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